2022.10.20 09:14祝町学童クラブ五周年記念ビデオの贈呈にあたって祝町小学校の体育館横に学童クラブが2017(平成29)年4月に移設され5周年を迎えました。保護者のみなさま地域のみなさまのご理解・ご協力があり、また特に小学校の全面的なご支援を頂き今日までの歩みをすることができました。初めての北方の自衛隊見学をはじめ、福岡市科学館見学、シネマ鑑賞、スピナでの誕生月のお買い物体験、大原学園留学生との交流など楽しく貴重な経験でしたが、2020年春からのコロナ感染は、行事や活動も制限され活動は厳しいものがありました。その中でも子どもたちはよく応えて活動をすることが合出来ました。COVID-19の感染対策を守りながらお店屋さんごっこ、スウィーツバイキング、チラシ寿司ランチ、餅ランチ、カレーにアイスクリーム作りと限られた環境の中...
2022.10.06 09:19神無月レター 2022「変化と言う成長」祝町学童クラブ支援員のみなさま玄関脇の旧玄関土間があっという間にかさ上げされフラットになりました。驚かれたと思います。事務局が4月に組織され5名の役員の方々と運営の見直し、規約整備、就業規則の改正などに取り組んで月1回のペースで協議を重ねてきました。今回のリニューアルもその一環です。年度当初の計画と予算に沿って環境整備、処遇改善、人事案件、運営委員会に何を報告し何を協議していくかと言う課題と課題解決(アジェンダづくり)に知恵と汗と思いをもって半年間実践してきました。その過程で学童クラブを希望する子どもたちが増えてきた報告を聞くたびに事務局は喜んできました。協議を重ね信頼感も強まり学童愛も皆さんと同様に深まって来たようです。課題を持ち一...
2022.09.10 09:32長月レター 2022「モノ視の瞬間に命は奪われる」祝町学童クラブ支援員のみなさまヒューマンエラーは誰にもある。どのような場面でも起こる。静岡県牧之原市で3歳の女の子が幼稚園送迎バス内で心肺停止状態で9月5日発見された。昨夏の中間市での同類の熱射病事故で5歳の男の子の命が奪われたことが昨日のように思い出す。どちらの事故も人間のミスで子どもが犠牲となった。事故ではなく事件と言った方がよいかもしれない。政府は中間市の事件後の昨年8月に安全対策に関する乗降時の人数確認に関する通知を出した。各園は川崎幼稚園(牧之原市)を含めて保護者にもお知らせをしたと信じる。「悲惨な事故、女児がかわいそう」という市民反応と同時にメディアでは一斉にヒューマンエラー報道がなされた。登園確認のルールが形...
2022.08.10 09:33葉月レター 2022「糊と糊代」祝町学童クラブ支援員のみなさま「歌えなくなってやめるんじゃなくて、まだ歌えるうちに辞めたい」と加山雄三(85)は年内のコンサート活動をもって引退と表明されたことは賢明な決断と思います。余力の存在を描き込まれた彼の人生設計図に思いを馳せました。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人/三谷幸喜脚本」では権力の座<次のポスト>を巡って争いが起こることが演出されていますが、歴史を遡りますと家康は健在の内に秀忠に将軍職を譲ったことはこの歴史を学んでいたかと想像をしたものでした。武家政権だけに限らずにトップが交代する時機を見定めてきた企業経営者の生き方に共感を持ったこともあります。その真逆で、権力者自身が頂点に立つことを目的化とし、あるいは権力者自身の実績作...
2022.07.28 09:18文月・大暑レター 2022「人生費」 祝町学童クラブ支援員のみなさま「磯辺は生活と人生とが根本的に違うことがやっとわかってきた。そして自分には生活のために交わった他人は多かったが、人生のなかで本当にふれあった人間はたった二人、母親と妻しかいなかたことを認めざるをえなかった。」遠藤周作の遺作となった「深い河」の一節です。私たちは解答を探して普通の生活をしています。その典型が学校ですが、学校の外でも同様に「解を求めて」暮らしているかもしれません。正解はないと言いつつも、なにがしかの解を求めて齢を重ねて生きています。そして解答のない(世)界の存在に気が付くこともあります。解答のある世界だけではない「面」の存在を知ったとき、それを人は「次元が違う」と見解を出します。「生活と人生」が違う...
2022.07.09 09:23文月レター 2022「誇りの二つの集団」祝町学童クラブ支援員のみなさま主任と並立して主任代行者を7月から立てました。否「立てられたのです」6月27日の臨時職員会議で経緯を説明し、坂田さやか先生にと言った瞬間の皆さんの拍手が証明しています。本当にうれしい限りです。チームセブンでした。このような職場環境がすでに存在していたことは驚きでした。学童クラブ開設の1年後、主任が入院された時の出来事が重複しました。「2018年4月 24日の火曜日の午後、みなさまに急遽学童保育クラブに集まっていただきました。運営委員長として信子主任からのお願いをお伝えします。ひとつは坂田さやか先生に臨時副主任のお願いと当面主任代行の依頼と、昨日伺いました2年男子の1学期期間の受け入れに関して現場の皆さん...
2022.06.10 09:21水無月レター 2022「言葉は力~力は言葉ではなく」祝町学童クラブ支援員のみなさま子どもが生まれたときに職場のお一人からお祝いに「おさるのジョージ」(岩波書店)を頂きました。初めて手にする黄色を基調とする絵本でした。絵本環境のなかった僕にとっては子どもが喜んで見る絵本かなと不可思議に思っていました。風呂上がりに胡坐の上に子どもを乗せシャンプーの香りを感じながら絵本を読むことが習慣となっていました。が子どもは一向に飽きることなくジョージシリーズを楽しみにしているのですが、読み手が先に睡魔に襲われることは度々でした。この経験はおそらく僕一人ではないかもしれません。1988年にアニメとなってテレビ放映された「アンパンマン」(フレーベル館)も子どもが幼少の時に出合いました。アンパン...
2022.05.10 09:17皐月レター 2022「黙すれば、肯定~生活の座からの実践躬行~」 祝町学童クラブ支援員のみなさま女性はものを知らない存在として男性の言いなりになる都合の良い存在と見なす牛丼チェーン吉野家元常務の発言(4月16日)に悲憤しました。早稲田大学社会人向け講座で「生娘なうちに牛丼中毒にする」「シャブ漬け戦略」「田舎から出てきた右も左のわからない女の子」との暴言は日常的に女性や地方(出身者)に対して見下していたのではないでしょうか。☆人権意識の欠如には驚嘆でしたが、講座内では笑い声が漏れ、講座のコーディネーターのM教授はこの発言を止めなかったと報道されています。この暴言は属人的な問題として認識するのでもなく一個人の問題ではないことが明白です。講師の発言はおかしいと教室で手を挙げるこ...
2022.04.08 09:29卯月レター 2022「事例検討のコメントから」祝町学童クラブ支援員のみなさま 今春みなさまと一緒に6年目を迎えることに感謝の念を抱きます。一人一人のお働きと健康に感謝いたします。先月は冬の課題レポート「事例検討からの考察」の回答を一人一人にすることができました。課題レポートの提出から2ヶ月の間、どのように回答をすることが皆さんにとって支援力の一つとなるかと逡巡しました。覚悟して、初めての「事例検討」レポートは個別の取り組みであったことを深慮して、一人一人に回答をすることを目指してレポートの行間を読み取る挑戦を始めました。次にどのような回答がふさわしいか思案し今後の参考となることを願い、皆...
2022.02.10 06:03如月レター 2022「事例検討の意味~目標は高ければいいというものではない。だが~」祝町学童クラブ支援員のみなさまデルタ株の変異ウイルスより感染力の強い新たな変異ウイルス「オミクロン株」による感染者が 1 月初 旬から急増しています。2021 年11月に南アフリカから初めての報告がありあっという間にヨーロッパ全土 に感染拡大してきました。八幡東区内の小学校数校は学級閉鎖などが顕著となってきています。その環境下での学童クラブ に携わっていますみなさまの健康を案じています。その渦中の 12 月 27 日から 1 月 19 日の期間に「学童支援員としての活動から『具体的事例(事例 検討)』を例示して振り返る(考察する)。」という課題に皆さんは応えて下...
2022.01.08 06:00睦月レター 2022祝町学童クラブ支援員のみなさま新年、「新しい」を迎えるときに心が凛となるのは毎年です。祝町小学校の 3 学期の始業は 11 日 (火)から始まることを知り、4 日から学童クラブにやってくる子どもたちを毎朝正門で迎えることにしまし た。祖父に手を引かれて来ていた子が祖父の車で、母親と一緒に来ていた子が一人で、正門前 で車から降りた子は父親とハイタッチするのがルーティン、「あけましておめでとうございます」と先に挨 拶をする子、二日連続学校に来られて感染対策されている白衣の方々、中庭の池の見積もり書を 持参された業者さん、8日土曜の朝、ホイッスルと同時にカーンとスティックを振る老老男女などなど 新年はそれぞれに準備が整え...